「富嶽百景」の現代版とは?

オンライン試写会なるものが当たりました。
オンラインなんで、わざわざ劇場に足を運ばなくても、家のパソコンで映画が見れると言うわけです。
こんかい当たったのは、「富嶽百景 遥かなる場所」という作品で、原作は太宰治の同名作品。
その作品が、現代劇として、塚本高史さん主演で映画化されたのですが.....。
正直、この作品駄作です。
まず、原作になっている作品が古すぎる。
この作品の原作が作られたのが、1943年。
もう、63年前の作品なのです。
それを現代劇にしようというところで色々と無理が出て来る。
それに、主人公が塚本高史さんというところも無理があると思う。
もう少し、知性があって、深みのある俳優さんの方が良かったと思います。
それに、一番のスポンサーが消費者金融とあって、作品中ムリクリにその消費者金融の店舗が出てくる。
それから、映画なのに映画用のカメラで撮っていない。
ハイビジョン撮影ならば、わざわざ映画にする必要はない。
2時間ドラマで十分だ。
しかも、上映時間が1時間程度。
製作期間が少なかったとはいえ、ひどい。
もう少し、ちゃんと作りこんでほしかった。