朧の森に棲む鬼

piyanoman2007-01-14

昨日、新橋演舞場に観に行きました。
学校の2年生の鑑賞教室の余りのチケットで観に行きました。
この作品を観る前までは、正直チケットを譲ってもらった事を後悔してました。
なぜなら、これを観に行くと、9日間休みなしになってしまうから・・・。
9日間休み無しの理由の半分は、ボランティア撮影があったからで、
しかも、1日に8本の演劇を見ることになるので、もう演劇疲れして、あまり演劇は観たくなかったのですが、
この作品は、そんな事を吹き飛ばしてくれるぐらいのスケール感がありました。
舞台には滝が流れ、そこでは、エネルギッシュなアクションや、ダンス。
エンターテイメントとして完全に完成された作品でした。

この作品の主演は市川染五郎さん。
普段、TVドラマなどで見せるいい人イメージとかけ離れた極悪非道な役どころでした。
とても知的でエネルギッシュな印象を受けました。
もうひとりの主人公というべき役所が阿部サダヲさん。
むしろ、この作品は阿部さんの舞台といっても過言ではないほど、いい役どころでした。
この舞台を見て、「やっぱりこの人って、天才なんだなぁ」
と、思わず引き込まれてしまいました。